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芸大生が教える!ハロウィンの手作りランプシェード

LIFESTYLE

芸大生が教える!ハロウィンの手作りランプシェード

2021.10.13

10月31日はハロウィン。仮装やパーティーの準備はお済みですか?
今回のプラスミオでは、大阪芸術大学の学生さんたちを迎えて、ハロウィンの飾り付けにぴったりのランプシェード作りをレクチャーしてもらいます。簡単に手に入るアイテムで、小さなお子さんとも楽しく作ることができる工程なので、親子や友達同士でチャレンジしてください!

みんなで一緒に手作りしよう!

今年もハロウィンシーズンがやってきました!秋の一大イベントに向けて、今年はどんなパーティーをしようかなぁと悩んでいる皆さん、手作りランプシェードはいかがでしょうか?
ハロウィンといえば、かぼちゃを使ったジャック・オー・ランタンが定番ですが、今回プラスミオでは簡単ランプシェード作りをご紹介。すぐに手に入る材料で、製作工程も簡単すぎず難しすぎず、小さなお子さんとも、もちろん友人同士でもみんなで一緒に楽しんでいただける内容です。準備の段階からハロウィン気分が盛り上がること間違いなしです!


おばけ(!)がお教えします。



「私たちが作り方をお教えしま〜す!みんなでおうち時間を楽しんでね!」

今回ランプシェードの作り方を教えてくれるのは、大阪芸術大学の3年生のみなさん。なんと、自らも仮装して、作り方を教えてくれました。

(後列左から)
・芸術学部デザイン学科デザインプロデュースコース/ S.T
・芸術学部デザイン学科イラストレーションコース / R.I
(前列左から)
・芸術学部デザイン学科デザインプロデュースコース / M.K
・芸術学部デザイン学科イラストレーションコース / Y.Y

「和紙」「毛糸」の2種類のランプシェードに加えて、最後に「おばけ」のランプシェード作りもご紹介します。




こちらの写真が完成形。一番右のカラフルなものが「和紙のランプシェード」。その左奥にある紫の網模様のものが「毛糸のランプシェード」。顔付きの白いものが「おばけのランプシェード」です。

まずは材料を準備しよう

まずは「和紙のランプシェード」と「毛糸のランプシェード」作りから。和紙と毛糸以外の材料は、2種とも同じです。



【材料】(和紙のランプシェード、毛糸のランプシェード)
・和紙 or 毛糸 ※和紙の場合、白は下地となるため必ず入れましょう。
・風船
・ボンド
・水
・刷毛
・容器(ボンド水入れ)
・下に敷くもの(新聞紙など)
・ランプ

いざ!作っていきます!

2種とも作り方の流れもほぼ同じなので、一気にご紹介します!

手順1:和紙を手でちぎる。毛糸は解いておく。





和紙をいろんな形や大きさに手でちぎります。和紙の色味はハロウィンカラーを入れるだけでムード満点!もちろんお好みの色を選んでくださいね。
毛糸の場合は、好きな毛糸の色を選び、ある程度解いておきます。


手順2:風船を膨らませて、ボンド水を塗る。



ボンドと水を混ぜ合わせた「ボンド水」(ボンドと水を1:1)を作り、膨らませた風船に刷毛で塗っていきます。
ボンド水を作る量の目安は、
・和紙のランプシェード1個に対して、水45gとボンド45g
・毛糸のランプシェード1個に対して、水35gとボンド35g
足りなくなった場合は、追加で作って足してくださいね。


手順3:風船に和紙・毛糸を付けていく。

【和紙のランプシェードの場合】



和紙1枚1枚にボンド水をくぐらせ、風船に貼っていきます。まずは白色を全体にランダムに貼り、その後に色付きの和紙を貼っていくのがおすすめ。同じ色が近くに来ないように&隙間ができないように注意しましょう!
また、風船全部に貼るのではなく、風船の結び目部分を中心に、ライトを入れる穴を作っておきます。
手がベタベタするので、貼る人に和紙を1枚ずつ渡していくサポート役がいるとやりやすいです。


【毛糸のランプシェードの場合】





風船の真ん中あたりから毛糸を巻いていきます。ちょこちょこ巻くと毛糸が解ける原因になるので、風船全体を使って大きく素早く巻くようにしましょう。巻きながら追加でボンドを塗っていきます。巻く時は思いっきり大胆に巻いていくと、解けにくいですよ。巻き終わったら毛糸をハサミで切って、端っこは巻いてある毛糸に差し込みます。




写真のようにサポート役がいると楽です!


手順4:直射日光の当たらない場所で乾かす(1日半〜2日ほど)





風船の結び目に紐を結び、吊り下げて乾かします。ボンド水が垂れ落ちるので、下に新聞紙を敷きましょう。日光が当たって温度が上がると変形する可能性があるので、必ず日陰で乾かしてください。早る気持ちを抑えて、しっかりと乾かしましょう。(1日半〜2日ほどが目安です)


手順5:乾いたら中の風船を抜く

【和紙のランプシェードの場合】





風船にハサミで切れ目を入れ、風船から和紙を剥がします。多少形が崩れても、中に手を入れて形を整えることができるので、思い切って剥がしていきましょう。


【毛糸のランプシェードの場合】



風船にハサミで切れ目を入れ、風船から毛糸を剥がします。毛糸の場合も思い切って!




ハサミでライトを入れる穴を作ります。穴の大きさはランプのサイズに合わせて調節してください。


2種類のランプシェードが完成!

【和紙のランプシェード】



完成したランプシェードをランプに被せると・・・
こちらが和紙のランプシェード!和紙から絶妙な明るさで光が透けて、とてもムーディー。


【毛糸のランプシェード】



毛糸のランプシェードは、網目の模様が周りに映されて、こちらもとっても素敵です!

応用編!
おばけのランプシェードの作り方



これまでご紹介したランプシェードの作り方をベースにして「おばけのランプシェード」を作ることができます。




材料は、レースカーテン(100円ショップなどで売っているものでOK)とモール等をプラス。




風船をレースカーテンでくるみ、ボンド水を塗り、日陰で乾かします。(1日半〜2日ほど)






乾いたら中の風船を取り出して、モールで作った顔のパーツを取り付けて完成!いろんな表情を作るのも楽しいですよ。

いざ!ハロウィンパーティーの
飾り付けをしよう!

作ったランプシェードをハロウィンパーティー用に飾り付け!お菓子なども散らして、ワイワイ賑やかな雰囲気になりました。




あかりをつけると・・・



ジャーン!
とっても賑やかでかわいいハロウィンの飾り付けの完成です。
和紙や毛糸のランプシェードもそれぞれ顔をつけたり、包帯を巻いたり、いろんなアレンジを楽しめるのもポイントです。
ちなみに、上の写真の前列左から2つ目(おばけのランプシェードと包帯のランプシェードの間)のオレンジ色のジャック・オー・ランタンのようなランプシェードも和紙で作ったもの。和紙の色や貼り方を工夫すれば、いろんなデザインのランプシェードを作ることができます。(写真のものは少し迫力満点ですが・・!)

今年のハロウィンは、自分好みのランプシェードを作って、おうちハロウィンを楽しんでくださいね!
教えてくれた大阪芸術大学の皆さん、ありがとうございました!